BRAZIL バテイア農園(200g)
原産国 | ブラジル |
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地域 | Castelo,Espirito Santo |
農園 | バテイア農園 |
農園主 | ホンジネーリョ・サルトリ氏 |
標高 | 900~1,050m |
品種 | Yellow Bourbon |
生産処理 | フリーウォッシュド |
Flavor Profile | Floral,Lemon,Orange juicy(AC),Smooth(MF/AT),Clean,Well balance |
Feature | 滑らかな口当たりとバランスの良い味わい。 柑橘系のレモンやオレンジを思わせる爽やかでジューシーな酸味、スッと抜ける余韻が特長です。 |
おすすめ焙煎度 | 浅煎り~中煎り |
■バテイア農園について
約100年前より、現農園種であるホンジネーリョ・サルトリ氏の家族が代々所有して来ました。ホンジネーリョ氏は幼い頃からコーヒーが好きで、両親の姿でいつも働く姿を見て来ました。
街を離れて大学へ進学し、農業技術者として故郷へ戻り、新しい技術を適応させながら、コーヒー生産量や品質を向上させてきました。
2002年、品質改善のため屋根付きパティオやパルパーを導入することから設備投資をスタートし、このプロセスは農園にとって大きな利点をもたらしました。
2006年には生産処理工程をより効率よく迅速に行うため、より大きな機械へリノベートすることに成功。
同じく2006年にホンジネーリョ氏はコーヒーカッピングのコースを受講し、地域内の生産者たちへ品質のサポートサービスをすることにしました。
彼自身の農園はもちろん、地域全体のコーヒーの品質を向上させる為、リーダシップを発揮しています。
スペシャルティコーヒー生産に注力し、品質の改善・向上によって、家族へより多くの収入をもたらしました。
これは大きな幸福と生活の質を提供し、高品質のコーヒーを作ることへのモチベーションにもつながっています。
■農園のケア
土壌分析の結果に基づいて適切な肥料を与えて肥沃な土壌を保ち、生産処理工程時の副産物(コーヒーパルプ等)や農園内の有機物の全てを再利用しています。
また毎年収穫後のコーヒーの樹の剪定や新しい品種への植え替え等、農場の設備を怠りません。
■プロセスについて
6〜12月の収穫期の間、完全完熟のチェリーのみをセレクトピッキング。完全完熟のチェリーのみを見極め、未完熟や過熟のチェリーが混ざらないよう細心の注意を払っています。
コーヒーチェリーは収穫後すぐに農園内にあるパリパーを通し果肉除去。ミューレージが付いたままのウェットパーチメントを発酵槽へ投入し、発酵工程を開始します。
その際常にpH・香り・温度を確認しながら、発酵工程を進めていきます。発酵工程終了後、すぐに屋根付きビニールハウス内のコンクリートパティオへ運び、薄く広げ、パーチメント全体の水気をきります。
水気が切れたらパーチメントの層を厚めに広げ、約12〜20日間乾燥させます。1日に何度もかき混ぜながら、ゆっくりと乾燥させることを意識して進めます。
乾燥を終えたパーチメントは、水分値が上下することを避けるため、グレインプロバックへ詰め出荷されるまで倉庫で保管されます。
■イエローブルボンについて
ブルボン種はティピカからの変異種。濃厚なコク、まろやかな甘みがあり、イエローブルボンはレッドブルボンに比べ、甘みが強い特徴があります。