BRAZIL グランジャ・サン・フランシスコ農園(200g)
原産国 | ブラジル |
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地域 | Serra da Mantiqueira, Sul de Minas, MG |
農園 | グランジャ・サン・フランシスコ農園 |
農園主 | オタヴィアーノ・エウベイロ・セギーラ氏 |
標高 | 900-1,300m |
品種 | Red Bourbon |
生産処理 | パルプドナチュラル |
入賞 | Taste of Harvest 2021 |
Flavor Profile | Citrus,Citric(AC),Syrupy,Apricot,Silky(MF),Bright(AT) |
Feature | シトラスのような柑橘系の酸味、アプリコットを感じるフレーバー。滑らかな口当たりとすっきりした後味が特長です。 |
おすすめ焙煎度 | 中煎り |
■グランジャサンフランシスコ農園
本農園は1937年に現オーナーの母方の祖父であるOctaviano Pinto Lopes Ribeiro氏によって設立されました。彼は1930~40年代の頃からとても経験のある事業者としてよく知られており、起業家精神と優れたビジネス観を持っていたため、誰よりも早くSul de Minas地域で生産されるコーヒーが特別であることに気がついていました。現農園主のOtaviano氏は農園を引き継いだあと、農園の管理方法を刷新し、Gleba Sao Francisco農園とGleba Flamingo農園はGranja Sao Fransiscoに属することになりました。また、農園のリノベーションや新しい品種の栽培にも着手。コーヒーの栽培エリアは標高900m〜1300mとSul deMinas地方の典型的な特徴である高低差のある地形をしています。こうした地理的特徴は、土壌のすばらしさに加え、気温が年間を通して穏やかであることや、明確な季節があり降雨がまとまっていることなどから、コーヒー生産には最適な環境として認識されています。環境への配慮については長年行動指針として取り組んできており、Otaviano氏や彼の親戚、農園で働く労働者たちはSerra da Mantiqueira地域特有の生態系を守るように取り組んできました。Granja Sao Franciscoでは現在12人の常駐労働者を雇っており、彼らは家族と一緒に農園内にすみ、医療や教育を受けられるようになっています。また、収穫期に雇っている街からやってくる短期労働者に対しても、住む場所を提供し生活のサポートをしています。
■農園の入賞歴
2007年 第4回Coffee Quality Contest of Minas Gerais Natural部門第3位
2008年 COE6位
2009年 COE26位
2010年 第7回Coffee Quality Contest of Minas Gerais Natural部門第2位
2012年 COE6位(PN),12位(Natural)
2013年 COE14位(Natural)
■Maracaturra(マラカツーラ)
マラゴジッペとカツーラの交配種で、高級品種にあたります。
■パルプドナチュラルについて
ウォッシュドとナチュラルのハイブリッドの生産処理で、果肉だけを除去したあと天日で乾燥させる方法です。ミューシレージを残したまま乾燥させる点がウォッシュドプロセスとは異なります。そうすることでミューシレージが持つ糖分や酸味が生豆に染み込み、甘味や透明感を感じられる味わいになります。